ロングテールキーワードってなんだろう? メリット・デメリットは? ロングテールキーワードってどうやって探したらいいの?
こんなお悩みにお答えします。
ロングテールキーワードはブログ初心者におすすめの検索キーワードです。まずはこのキーワードを探して記事を書くことで成果に出やすいブログが作れます。
ブログ始めたての初心者はそもそもロングテールキーワードって何?どうやって探せばいいのかと思います。
そこで今回はロングキーワードについて解説します。初心者向けにわかりやすく説明するので参考にしてみてください。
初心者でもわかりやすく解説していくよ!
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、複数語から構成されるキーワードのことです。
一般的に3語以上が目安です。
検索ボリュームは少ないながらも、競合が強くないという特徴があります。ロングテールキーワードの例
イヤホン:1万〜10万
イヤホンワイヤレス接続100-1000
イヤホンワイヤレス使い方10-100
イヤホンiPhoneワイヤレス10-100
一般的にロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないながらも、ライバルが少なく上位表示しやすかったり、キーワードから読者の悩みを想定しやすいといった特徴があります。ニッチキーワードやスモールキーワードとも呼ばれます。
ブログ初心者がロングテールキーワードを選べき理由
最大の理由はブログ記事を上位表示させやすいからです。Googleがブログ全体の専門性・権威性・信頼性(E-A-T)をもとに順位を決定します。そのため競合の強いビックキーワードを狙おうとしても企業ブログや強豪ブロガーに勝てません。しかし企業が手を出してこないロングテールキーワードであればブログ初心者でも上位表示を狙えます。
選ぶキーワードによっては早期から収益化を目指すことも可能です。
上位表示例
例えば僕が運営しているブログでは、開設後半年で月1万円の収益化をしています。ブログを始めたての頃に書いたとあるキーワードです。検索ボリュームは月間150件程度ですが、大体1年から1年半ほど検索上位(ほぼ1位)をとっておりクリック率が75%という数字を叩いています。
これは1つの例ですが、他にも複数のロングテールキーワードで検索1位を達成しており、たとえ検索ボリュームが少なくても上位表示を増やせば大量のアクセスにつながります。
ブログで早く成果を出したい方は狙ってみてください。ロングテールキーワードは、初心者でも強者に勝てる戦略です。
初心者がロングテールキーワードを書くメリット5つ
- 検索上位に表示されやすい
- コンバージョン率が高い
- アクセスを安定して集めやすい
- ビックキーワードやミドルキーワードの上位表示につながる
- クリック率が高い
検索上位に表示されやすい
ロングテールキーワードはライバルが少なく上位表示されやすい傾向があります。企業サイトや強豪ブロガーは検索数が多いビックキーワードを選ぶことが多いです。なぜなら、たくさん検索されるキーワードで上位表示したほうがより効率的に集客できるから。一方で、ロングテールキーワードは検索数が少ないため、企業や強豪サイトはあまり書きません。そのためブログのパワーが低い初心者でも上位表示が狙えます。
コンバージョン率が高い
ロングテールキーワードはコンバージョン率が高くなりやすいです。コンバージョン率とは訪問した後商品サービスを成約した人の割合のことです。アクセスが100件、成約率が3件ならコンバージョン率3%
ロングテールキーワードの検索ユーザはビックキーワードよりも具体的なニーズがあります。ビックキーワードが検索1語で構成される対して、ロングテールキーワードは複数3語ほどと読者が知りたいことが具体的になっているのが特徴です。
なのでそのニーズにドンピシャで満たす記事を書けば高いコンバージョン率に期待できます。「イヤホン」というビックキーワードはイヤホンのオススメが知りたいのか有線がいいのワイヤレスがいいのといったイメージで検索意図がはっきりしません。
一方で、「イヤホン ワイヤレス 通勤」といったロングテールキーワードであれば、この人は通勤用にワイヤレスイヤホンが欲しいんだなと検索意図が想像できます。オススメのワイヤレスランキングみたいな記事がたくさんある一方で、通勤にオススメのワイヤレスイヤホンのキーワードで書いた記事は、通勤用にワイヤレスイヤホンを買いたいと考えている人向けの記事なので、コンバージョン率が高めやすいです。
アクセスを安定して集めやすい
ロングテールキーワードは安定的にアクセスを集めやすいです。理由は強力なライバルが少ないから。特に企業サイトや強豪ブロガーがあまり書かないキーワードです。同じく初心者ブロガーの検索数が少ない=狙うキーワードが少ないということになります。
ビックキーワードは競争が激しいため一時的に上位表示されても維持するのが困難。一方、ロングテールキーワードはライバルが少ないためアクセスが安定します。もし低下しても1位から4位になってしまったなど。なのでリライトしてまた上位に復活できるチャンスは残されています。もし1位からに下がってしまっても、ブログ全体への影響はわずか。
ビックキーワードやミドルキーワードの上位表示につながる
ビックキーワードの上位表示につなげるロングテールキーワードを書くことで、ビックキーワードの上位表示につながります。なぜなら、ビックキーワードが上位表示するためにはgoogleからそのキーワードに詳しいサイトと評価される必要があるからです。そのため、ロングテールキーワードで記事の信頼性を上げてアクセスを集めた上で、ロングテールキーワードからビックキーワードに挑戦するといったことも可能です。
クリック率が高い
上位表示されると検索欄からクリック率が発生しやすいです。ここもロングテールキーワードのメリットですね。
ロングテールキーワードのデメリット
- 大量のアクセスが見込めない
- 目標収益まで時間がかかる
大量のアクセスが見込めない
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないため、1つの記事で大量のアクセスを集めることができません。なので、最低でも検索数50以上のキーボードを選ぶ 検索1位を獲得するために記事クオリティを高める 複数記事でアクセスを集める
これらの対策が必要です。
目標収益まで時間がかかる
ロングテールキーワードは1記事あたりのアクセス数が少ないためブログで稼ぐ金額を目標にしている場合時間がかかります。これは当然ですね。1万件/月表示されるのと100回/月しか表示されないのでは100倍のスピードの差がついてしまいます。ただ、前述したようにロングテールキーワードで上位表示を増やせれば安定してアクセスができます。逆に長期的に成果の出るブログができるので、1万件の表示を1ヵ月目指すよりも、月100間で1年表示されて収益が出るような記事をいくつか作ればいいのです。これらによってこのデメリットに対応していきましょう。
ロングテールキーワードの探し方
ロングテールキーワードの重要性、次に具体的なロングテールキーワードの探し方についてご紹介します。
- ブログテーマ(ジャンル)を決める
- メインキーワードを選ぶ
- 2語キーワードを選ぶ
- ロングテールキーワードを抽出する
- ロングテールキーワードを選ぶ
今回はイヤホンジャンルを例に出していきます。
ブログテーマ(ジャンル)を決める
まずはブログのテーマジャンルを決めます。ブログで稼ぐには、キーワード選定が重要。稼げないキーワードで100記事書いても収益化できないし、逆に稼げるテーマを選べば100記事で月5万円は稼ぐことが可能です。今回はイヤホン関連のロングテールキーワードを探していきます。
メインキーワードを選ぶ
メインキーワードをメインキーワードイヤホン関連ならイヤホンヘッドホンスピーカーをプロジェクターなどなどがあります。今回は、先述したイヤホンをキーワードとして進めます。
2語キーワードを選ぶ
ロングテールキーワードは3語以上のものを選びたいため、まずはイヤホンの1語から2語まで選択肢を増やします。
キーワード調査は、無料ツールの「ラッコキーワード」が便利です。
「イヤホン」をラッコキーワードで検索すると画面のように検索キーワードが表示されます。
この中から書けそうなキーワードを選びます。あなたの知識や経験、販売したい商品から探してもOKです。
ロングテールキーワードを抽出する
先ほど選んだ2語のキーワードを再度検索します。
すると、3語以上のロングテールキーワードがたくさん表示されます。画面右上の[全キーワードコピー(重複除去)]をクリックして保存しておきます。
次のステップで必要なので画面は念の為開いたままにしておきます。
ロングテールキーワードを選ぶ
先ほどコピーした3語のキーワードの中からそれぞれの月間の検索数ボリュームを調べます。
検索数0のワードで書いても記事は読まれません。
キーワードプランナーに移動する
検索ボリューム調査は、Googleの提供するキーワードプランナーを利用します。
事前にGoogle広告のアカウントが必要になるため、公式サイトから登録しましょう。
検索ボリュームを検索する
キーワードプランナーで[検索のボリュームと予測のデータを確認する]をクリック
次に、先ほどラッコキーワードでコピーしたロングテールキーワードを貼り付けて、[開始する]をクリック
月間平均検索ボリュームが表示されます。
「10〜100」がロングテールキーワードです。この中から検索ボリュームが10から100ほどあり、書けそうな記事のキーワードを選びます。そしたらタイトルに、そのいろんなキーワードを盛り込んだ記事を書くだけです。簡単ですね。
ロングテールキーワードが見つかったら早速記事を書きます。ライバルが少ないとは言え、適当に書くだけでは上位表示できません。読者のニーズを満たす記事を書く必要があります。
ブログで読者の悩みができる記事構成は大方テンプレートが決まっています。詳しい書き方についてはこちらで解説するので参考にしてください。
まとめ
ロングテールキーワードのメリットやデメリットの探し方について解説しました。コンバージョン率が高く収益化しやすい、ビックキーワードの上位表示につながるなどメリット盛りだくさんです。初心者はまずライバルが少ないロングテールキーワードの記事を書く。これがブログ初心者を脱却するための効果的な1歩になります。
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