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AIライティングでSEO記事は書けるがやめたほうがいい。注意点や活用法を解説

AIライティングツールでSEO記事は書けるのかな?

ブログ記事は全部AIに任せていい?

こんな疑問にお答えします。

2022年11月末にChatGPTがリリースされてAIライティングツールの注目度が高まっています。もしかしたらブログ記事を全自動で書けるかも?と思った方も少なくはないと思います。

結論を先にお伝えすると『AIライティングでSEO記事は書けるがまるまる投稿は非推奨』です。

先に断っておきますが、本記事ではAIライティングツールで生成された文章をそのまま記事としてアップすることを指します。生成された記事に事実確認など人の手を加える必要があるということをご理解ください。

AIライティングツールを10個以上試してきた僕が、AIライティングでSEO記事を書くことをおすすめしない理由とAIライティングツールと上手く付き合っていく方法についてご紹介していきます。

この記事を読むとAIライティングツールの実力と現実的ではない理由がわかります。

AIライティングについて本音で話します

前提:AIライティングツールでSEO記事は書ける

まず前提としてお伝えしたいことは、AIライティングツールでSEO記事は書けるということです。

国内外問わず10以上のAIライティングツールを試してきました。多くのツールでブログの基本の方に則ったリード文、見出し、本文、まとめの構成で記事を書くことが出来ています。

これは一例ですがCatchyで生成した文章です。

CatchyでAIが生成した文章

少しの違和感はあれど、だいたい意味の通る文章を生成してくれています。
>> Catchy(AIライティングツール)を使ってみた感想と使い方をご紹介!

AIライティングでSEO記事を書くことをおすすめしない3つの理由

AIライティングツールでSEO記事を書くことをおすすめしない3つの理由は以下の通りです。

  • ガイドライン違反としてスパム認定されるリスク
  • 100%正確ではない
  • 読者の検索意図が無視される

それぞれ詳しくみていきます。

ガイドライン違反としてスパム認定されるリスクがある

これが1番大きな理由です。

GoogleのウェブマスターアナリストとしてSEO関連について情報を発信しているJohn Mueller氏が、2022年4月5日の『Google SEO office-hours』にてAIが生成するコンテンツについて質問を受け、以下の通り回答されました。

I’m just trying to understand more that how does Google react to website hosting AI routine content, and what is your suggestion for all of us?

AIで書かれたコンテンツを投稿するWebサイトに対してGoogleはどう反応しますか?

John Mueller氏は以下の通りです。

For us these would, essentially, still fall into the category of automatically generated content which is something we’ve had in the Webmaster Guidelines since almost the beginning.

And people have been automatically generating content in lots of different ways. And for us, if you’re using machine learning tools to generate your content, it’s essentially the same as if you’re just shuffling words around, or looking up synonyms, or doing the translation tricks that people used to do. Those kind of things.

My suspicion is maybe the quality of content is a little bit better than the really old school tools, but for us it’s still automatically generated content, and that means for us it’s still against the Webmaster Guidelines. So we would consider that to be spam.

私たちにとってこれら(AIツールで生成されたコンテンツ)は基本的にウェブマスター向けガイドラインの初期からほぼ採用されている自動生成コンテンツのカテゴリーに分類されます。

そして、人々は過去に様々な方法でコンテンツを自動的に生成してきました。私たちにとって機械学習ツールを使ってコンテンツを作成していることは本質的に文の順番を入れ替えたり、類義語に書き換えたり、翻訳トリックを使うのと同じことです。

私の意見はAIツールで書かれたコンテンツのクオリティは古いツールよりは優れているのかもしれないが、それはまだ自動生成されたコンテンツであり、それは未だにウェブマスター向けガイドラインに違反することを意味します。従ってこれはスパムとみなされます。

ざっくり要約すると下の通りです。

  • AIツールの記事は自動生成コンテンツとみなされる
  • スパム判定の対象となる

AIが生成したコンテンツでも今のレベルでは限界があり、ウェブマスター向けガイドライン違反としてスパム認定される可能性があります。

サイトを守るためにもAIライティングツールが生成した記事をそのまま投稿するという使い方は控えたほうが良さそうです。

下に参考の動画リンクを貼っておきます。(22:10あたりから上記内容が始まります。)

過去にもSEOに関連し、パンダアップデートで低品質コンテンツが上位表示されなくなりキュレーションサイトが軒並み閉鎖した例があります。

技術と技術のイタチごっこになっている分野では短期的には利益を得るかもしれませんが未来はどうなるかわかりません。

ペナルティからサイトを守るためにもガイドライン違反は避けたいものです。

100%正確ではない

AIライティングはインターネット上の情報を学習して様々な可能性の中から文章を生成してくれます。

この真偽はAIにはわからないので人間の目で確かめる必要があります。誤った情報は当然評価されないため検索上位表示されないでしょう。

文法も間違えるし、特に日本語の文法は複雑で表現方法にも幅があります。

読者の検索意図が無視される

Googleは有用で信頼性の高い、ユーザー重視のコンテンツを上位表示しようとします。

これらを満たそうとすれば自ずと検索意図の深掘りをして「読者がどんなことに困っているのか」考える必要があります。

一方でAIライティングではそういった読者の需要は顧みず、入力された枠に従って適した文章を生成するのみです。

人間の知りたいことをAIが読み取って反映するのは現状では難しそうです。

AIライティングツールとの付き合い方

ここまででAIライティングツールを利用してブログ記事を量産するという方法はおすすめしないとお話ししてきましたがツールはツール。

うまく活用すればこれまでの作業を一新できる可能性があります。

AIライティングツールを使ってうまく付き合っていく方法をご紹介していきます。

  • 記事作成の時短に活用
  • ライターズブロックの突破口
  • 大量のアイディア出し
  • 精度の高い回答はそのまま活かす
  • あくまでサポートツールとらえる

大量のアイディア出し

記事作成の時短に活用

何といってもAIライティング最大の利点は短時間に簡単に文章が生成できることです。

AIに書きたいコンテンツの大枠を入力すればあとはAIが書いてくれます。

必要なのは本当に重要な大枠を考えることで、本文の肉付けなどはざっくりAIにお任せする使い方もできます。

時間・労力共に節約できるので使い方によってはかなり有益に使えます。

ライターズブロックの突破口

ブログを書いているうちにアイディアが何も浮かばない‥文章が全然書けないといった現象をライターズブロックと言います。

「パソコンに向かっているうちに気づいたら時間だけが過ぎてしまった」なんてことはブロガーの方は経験があるのではないでしょうか。

一方でAIは感情がないため項目を入力すればすぐ出力してくれます。

コンテンツだけでなくブログの目次やアイディアを生成してくれるツールもあるので、行き詰まった時に役立つ突破口となってくれる可能性があります。

大量のアイディア出し

ツールが使えるはにでAIには何度も指示を出すことが出来ます。ブログ記事を書いている間に見出しをたくさん生成させていいのもをピックアップするという使い方もできそうです。

ブログを更新していると行き詰まるのがブログネタがない問題。この点でAIは関連するワードから文章を引っ張ってきてくれるのでアイディアに活かすことが出来ます。

AIが提案したアイディアを人の手でブログ記事にすればそれはオリジナルの記事になります。アイディア出しをAIに任せてキーワード選定は人の手でやるという使い方もできそう。

精度の高い回答はそのまま活かす

AIにも得意不得意があります。特に僕が様々なツールを使って思ったのは、回答が明確なものほど精度が高いということです。

ChatGPTで「AIライティングツールとは?」と質問すると以下のように回答してくれました。

ChatGPTで「AIライティングツールとは?」と質問してみました

AIライティングとは、人間の作文能力を持つAIプログラムを用いて自動的に文章を生成することを指します。AIライティングは、文章の生成だけでなく‥

と回答してくれました。

精度の高い回答が返ってきたと思います。

特にブログでは「〜とは?」「〜の意味」などがブログではよく使われるのではないでしょうか。

「誰が書いても大体そうなるよね」といった項目にはAIを有効的に活用できそうです。

あくまでサポートツールとらえる

ツールはどこまでいってもツールです。コンテンツとツールの主従関係が逆転するようなことは避けたいです。

ツールが主になるのではなく、コンテンツが主でそれをサポートするAIライティングツールが従の関係であるということを前提に使っていきたいです。

まとめ

AIライティングでSEO記事を書くことをおすすめしない理由とAIライティングツールとの付き合い方についてご紹介してきました。

2022年の段階ではあくまでもサポートツールとして運用していきたいといった感想です。

AIは年々進化しています。これからの技術の発展に期待していきたいです。

僕がたくさんAIライティングツールを触ってきた中からおすすめをまとめています。たくさんのAIライティングツールを使ってみたいという方は下の記事からどうぞ。
>> おすすめAIライティングツール7選【日本語対応】

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