ブログでアフィリエイト始めたけど、そもそも商品ってどうやって作られてるんだろう?
商品の作り方がわかったらブログの書き方が変わるかもしれない。
商品についてもっと詳しくなりたい。
こんなお悩みを解決します。
僕はBtoCのメーカーで商品企画の仕事をしている商品を作るプロです。
ブログをしている人のほとんどが”商品をどうやって売るか”の販売(マーケティング)に力を注いでいます。
「そもそもどんな風に商品が作られているのか」「どんな目的でその商品ができるのか」「商品が作られた背景は?」などなど深掘りしていくと、広告として扱う商品に対する知識が深まります。
ブログを書く違う切り口になったり、違うターゲットに伝えたりなど商品の勉強をすることは有益です。
でも、ブログを書いている人で商品企画の仕事をしている人があまりいないので、なかなか情報が出て来ません。
そこでメーカーの商品企画担当である僕がゼロから商品ができるまでを解説します。
ぜひ商品に対する理解を深めてブログ記事を書く参考にしてみてください!
わかりやすく解説していきます!
そもそも商品企画って?
商品企画について一言で説明すると「お客様のニーズに応える商品を考える」です。
商品を市場に投入するにあたり、その商品のターゲットやイメージ像を具体化して、世の中に新たな価値を提供する。また、既存商品の足りないところを改良して新たな顧客を開拓する仕事です。
重要なのが、今市場にいるお客さんはどんな点が気に入ってこの商品を買ったんだろう?逆に買わなかった人はこの商品のどこが足りなかったんだろう?このお客さんに悩みを解決できる機能を追加したらお客さんは買ってくれるんじゃないか?などなど
今世の中に出回っている全ての商品はすべてこの商品企画から始まっています。
商品開発の全体像
商品企画→デザイン→開発・設計→生産→販売店→お客様→アフターサポート
商品はこの流れでできています。ブロガーの皆さんはこの『販売店』の役割をしています。お客様に商品を届けることがお仕事ですね。よくWebマーケティングとか呼ばれていますね。
ブログは言い換えるならインターネット上の百貨店です。メーカーが作った商品をお客様に繋げる。このフローをブロガーの皆さんがやっているのです。イメージがつかめましたか?
商品の流れでみると下流にあたります。よりお客様と近い接点です。目の前にいるお客さんがどんな悩みを持っていて、それを解決する商品がこれと伝えることを目指します。
一方で商品企画はものづくりの上流とも言われています。商品がどのように考えられているのか説明していきますね。
ゼロから商品ができる流れ
商品がどのように企画されていくのか説明していきます。
- 市場分析
- 市場調査
- 企画立案
- プレゼンテーション
- 開発→お客様の元へ
1.市場分析
商品企画は、市場に投入するための新商品を考える活動なので、まずはどのようなお客さんを顧客にするかという点を確定します。
狙うマーケットのセグメントや顧客タイプ、ベースとなる既存製品やサービス、競合製品等を鑑みて、マーケット全体での商品のポジションを決定します。
2.市場調査
ある程度の新商品の大枠ができたら、次はその商品が実際に購入してもらえそうか市場調査します。アンケートを取ったりデータ分析することで購入してもらえそうな顧客がどれぐらいいるのか、これぐらいの人が他社の商品からうちの商品に変えてくれそうかなどを調査していきます。
ここでは実際にお客さんに話を聞いたり、選定した市場のポジションとその周りのお客さんをいくつか集めて意見を聞き出すヒアリングなどを行ったりします。
3.企画立案
市場調査の結果からデータを分析していき、具体的にどんな商品を提供するかということを考えます。商品のおおまかな概要、デザイン・機能等の土台を決めます。またここは商品企画を作りたいと思って作るのではなく、開発や設計、工場などの具体的なリソースも考慮します。
4.プレゼンテーション
ここまでやってきた企画を実現するためには上位のマネジメントの承認が必要になります。社長会や事業部長など会社のトップレベルに対して会議を設定します。プレゼン内容は商品自体の説明に加えて商品を軸とした戦略商品や生み出す世の中の提供価値、お客さんがどう変わるか、競合他社との差別化やコンセプトの違いはどんなものなのか。
また重要なのがその商品を作って売れるのか?
こういった様々な要素をまとめた上で会社のトップにプレゼンします。このフローは商品企画の業務の中でもトップレベルに忙しく、何ヶ月も前からその会議のために準備を進め、1週間前なんか緊張で寝れないほどです。
5.開発→お客様の元へ
こうしてプレゼンが会議に通った後は、設計や開発が商品を形にしてくれ、生産技術が工場でものを作り、販売店またはサービスとしてお客様の元に届けられます。
お店の店頭に並んだりブロガーの皆様が使っているASPを通してオンラインで商品を買ってもらえるような仕組みがされているのです。
広告主の商品ができるまでのステップについてわかりましたか?
今ある商品にはすべて何かしらのストーリーがあってお店に並んでいるのです。会社の商品企画担当者がターゲット層・想定ユーザーなどを考え、練りに練られた結果、商品が出来上がっているのです。
特に商品の企画部門と販売を担当する営業・マーケティング部門は密接につながっており、「商品企画が想定したお客さんが買っているか?」「マーケティングや営業が売りたいような売り方がされているか?」双方が密に繋がりながらお客さんのもとに届けられています。
まとめ
ざっくりでしたが、広告主の商品ができるまでについてご紹介しました。
商品企画は誰に何を売るのか考える場所です。ブロガーの皆さんはその商品サービスをどうやってお客さんに売るのかをお手伝いをしていただいてます。
ぜひとも皆さんのアイディアや経験などを生かして、どうやって商品が売れるか考えてみてください。
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